【英語学習】中級者が英会話力を上げるには?おすすめのトレーニング法
目次
簡単な会話であれば続けられるけれど、流ちょうに話すのが苦手だったり、自分の意見を伝えることはできるけど、専門的な内容になると説明がむずかしいと感じたりすることはありませんか?
今回は英語中級者におすすめの学習法を解説します。
英語中級者がレベルアップするために必要な学習ポイントやトレーニング法をまとめたので、ぜひ参考にしてください!
中級者向け!現在の英語力をレベル別でチェック
英語の聞き取りやトピックの内容がどれくらい理解できるのか、まずは現在の英語レベルをチェックしてみましょう。
【Intermediate(中級)】PHLight Level 6~7, CEFR B1.1~B1.2
大枠:日常生活やビジネスで会話ができる
詳細:会話が続き、短い説明ができる(Level6)
詳細:十分な会話と詳細な説明ができる(Level7)
<各レベルにおける現在の英語力>
【Level 6】
・長めの英文でも、はっきりとした発音であれば要点を聞き取って理解することができる。
・ニュースで紹介される比較的社会的な内容に関して、要点を理解することができる。
・個人的に関心のあるトピックについて、簡単な英語を用いて会話を続けることができるが、流ちょうに話したり、順序立てて話したりすることがむずかしいと感じる。
・自分の意見についてある程度の長さを即興で話すことがむずかしい。
・身近な単語・文法を用いれば筋道を立てて相手に伝えることができるが、複雑な内容を伝えるのは苦手。
【Level 7】
・天気予報や空港のアナウンスなど、自然な速さの英語を聞いて自分にとって必要な情報を聞き取ることができる。
・平易な英語で話された内容を理解したり、勉強や仕事などの場面で自分に必要な情報を探し出したりすることはできるが、専門的な内容を理解することはむずかしい。
・ 駅やお店、病院などの日常場面において、英語を使って相手に詳細に説明することができる。
・自分が詳しくないことや専門的な内容に関して、英語で説明することがむずかしいと感じる。
・ 平易な単語や表現を用いて要点や自分の意見を伝えることはできるが、アカデミックな内容やビジネスシーンの内容を適切な表現を使って素早く伝えることはむずかしい。
1. 英語中級者におすすめのリスニング・リーディング学習法
中級レベル向けのリスニングとリーディング対策としては、扱う素材を日常的なトピックから社会的・専門的なものへとレベルを引き上げていきましょう。
リスニングとリーディングの学習において、様々なジャンルの話題に触れることで自分の知識が増えていくため、初見の英文読解にも対応できます。
社会的・専門的な内容の問題を解く際には、スキミングとスキャニングの読み方/聞き方を意識して練習するのがおすすめ。
・スキミング(すばやく文章の要点を把握する読み方/聞き方)
・スキャニング(文章から必要な情報だけを探す読み方/聞き方)
トピックのレベルを上げると同時に、スキミングとスキャニングを意識しながらリスニング力とリーディング力を伸ばしていきましょう。
リーディングは時間を測りながら読む
リーディング学習をする際には、時間を測りながら文章を読むこともおすすめです。
特に、読む素材に問題が付いている場合は、答えに必要な情報を時間内に見つけ出すのがポイント。制限時間内に必要な情報を見つけるスキルは、TOEICのReading Part7(長文読解問題)でも役に立ちます。
2. 英語中級者におすすめのスピーキング学習法(その1)
すでに短い説明や簡潔な返答ができる力を持っている中級レベルのスピーキング対策としては、一文を長く、そして使う表現の難易度を上げていくことを意識していきましょう。
レッスンで使用する教材の『World English 2・3』では、日常でよく遭遇するシーンで使われる、少し難易度の高いこなれた表現や英文法が説明されています。
講師とのやり取りの中で、実際に教材に出てきた英語表現や文法を発話に盛り込みながら学んでいきましょう。
また、TED talksのスピーチ動画を見て講師とディスカッションする中で、様々な英語表現のリアルな使われ方も学べるのもポイント。
さらに、『Business Result』と『Communicating in Business English』の教材を使用すれば、会議やプレゼンなどのビジネスシーンで用いるフレーズやビジネスで求められる丁寧な英語表現を学び、使う練習ができます。
自分が使えるビジネスフレーズを増やし、表現の幅を広げていきましょう。
新たに学んだ英語表現を使って、より長い英文を書く
自宅学習時には、レッスンで学んだ表現を自分の日常生活や仕事の場面でどう使えるかを想像し、自分の場面に合ったオリジナルの英文を書いてみましょう。
英文が書けたら、
・「一文をより長くする」
・「より高度な文法で表現する」
という観点で見直します。そして、完成した英文や英語表現を覚えたら、レッスン時に講師との会話の中で使ってみましょう。
この流れを繰り返していくことで、徐々に難易度の高い表現を用いて、長い一文を話すことができるようになります。
3. 英語中級者におすすめのスピーキングの学習法(その2)
ある程度の長さ・難易度の英文を話すことに慣れてきたら、次は説得力のある内容を話すトレーニングをしていきましょう。
レッスンでは、社会的なトピックの素材文がある『Power Reading 3』を用いて、講師とディスカッションをしていきます。
ディスカッションでは、指定されたトピックやテーマに対して自分の意見とその考えをサポートする理由・具体例を短い時間で考え、アウトプットする練習ができます。
思い浮かんだ内容やアイディアを英語で表現できないと感じたときは、簡単な単語や身振りなどを使って少しでも考えを伝えてみましょう。
講師が内容をくみ取り、質問や確認をしていきながら、その考えを正確に表す英語表現を一緒に導いていきます。
また発話内容について、説明不足や主張の不一致などの原因で分かりづらい場合は講師がフィードバックしてくれるので、そこを意識することにより、徐々に論理的な内容を話せるようになっていくのがポイント。
自分で考えた内容を発話するのはスピーキングに有効
自宅学習では、ニュース記事やスピーチ動画などの社会的なトピックの素材を用意して、以下、2つのトレーニングを行いましょう。
1. 初見の文章を読んで(聞いて)1分間で感想を考える→次の2分間でその内容を発話する
2. 賛成/反対に分かれるテーマについて立場を選ぶ→1分間でその理由と具体例を考える→次の2分間でその内容を発話する
感想や理由・具体例を考える際は日本語でも構いません。指定された時間内で内容を考え、発話するトレーニングはスピーキングにとても有効。
近くにフィードバックをくれる人がいない場合は、自分の声を録音して聞き直し、
・「文と文につながりがあるか」
・「主張と理由(具体例)の内容が一貫しているか」
という2つの観点で確認してみましょう。
英語でうまく表現できなかった部分がある場合は、辞書で調べてその英語表現を言い直す練習を行うとさらに効果的です。
英語学習中級者が次のレベルに上がるための3つのチェックポイント
最後に、英語学習中級者が次のレベルに上がれる準備ができているか判断する3つのチェックポイントをご紹介します。
自身の英語力について、ほぼ全てのチェックポイントに当てはまっている場合は次のレベルへ進みましょう。
<3つのチェックポイント>
□ 自然な速さのニュースやアナウンスを聞いて要点を理解できるか?
□ 様々なジャンルの文章を読んで概要をつかみ、自分に必要な情報を素早く見つけ出すことができるか?
□ 簡易な返答に留まらず、比較的長い一文・こなれた表現を用いて話すことができるか?
まとめ
今回は英語中級者向けにおすすめの学習法を解説しました。
英語中級者は専門的・社会的のような、普段よりもレベルを上げた内容の問題に取り組んでいくのがポイント。リスニングやリーディング、スピーキングにおいて、それぞれの学習に合った方法で文章を読んだり、答えを導き出したりすることが大切です。
英語中級者の方や英会話力を上げたい方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
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