フィリピン留学費用安い時期はいつ？避けるべき時期・繁忙期まで徹底解説／2024年10月最新版

フィリピン留学の安い時期っていつだろう…

避ける時期や繁忙期も教えて欲しいです！

費用を安く抑えるコツはありますか？

フィリピン留学は、手頃な費用で英語を学ぶことができるため、学生や社会人を中心に多くの人気を集めています。しかし、留学費用は季節やタイミングによって大きく変動するため、コストを抑えるためには安い時期を選ぶことが重要です。特にフィリピンでは、4月から6月、10月から12月の期間が比較的安い時期とされています。これらの時期は、留学生の数が少ないため、学費や滞在費、さらには航空券の価格も他の時期に比べて安くなる傾向にあります。また、LCC（ローコストキャリア）の航空券を早めに予約することで、さらに大幅な費用削減が期待できます。

本記事では、フィリピン留学の費用を安く抑えるための最適な時期や、避けるべき時期について詳しく解説し、コストを抑えるための具体的なコツもご紹介します。これからフィリピン留学を検討している方にとって、タイミングを見極めることが留学費用を抑える鍵となるでしょう。

Yumi

フィリピン留学を検討しているが、できる限り費用を抑えたいというのも本音ですよね。元フィリピン語学学校マネージャー目線で、費用を抑えられるポイントをお伝えいたします！賢くお得に申し込みたい人は、ぜひ参考にしてくださいね！

この記事の著者

元フィリピン語学学校マネージャー・韓国在住WEBライター

Yumi

大学では英語教育法を専攻。卒業後、個別指導学習塾で教室長として小学生から高校生300人以上の生徒に受験指導・講師のマネジメントを勤める。退職後にフィリピンへ渡り、日系・韓国系の語学学校で日本人マネージャーを勤める。現在は韓国に移住し、教育現場の経験を活かしWEBライターとして活動中。英語が話せることで世界が広がる喜びや海外へ行くことで得られる学び、「一歩踏み出す勇気」を伝えることを目標にしている。

フィリピン留学費用の安い時期はいつ？

フィリピン留学の安い時期っていつですか？

Yumi

ずばり、4月～6月・10月～12月です！日本の長期休みから外れている時期を選ぶとお得に申し込むことができます！

フィリピン留学の費用を抑えたいと考えている方にとって、最も費用が安くなる時期を把握することは非常に重要です。特に、4月～6月および10月～12月は、フィリピン留学のオフシーズンとして知られており、期間中は費用が他の時期に比べて抑えられることが多いです。では、なぜこれらの時期が安くなるのかを具体的に解説します。

フィリピン留学の安い時期は4月～6月・10月～12月

4月から6月は、日本や他の国でも新学期が始まるため、長期の留学を検討する人が少なくなります。そのため、フィリピンの語学学校は定員に達しないことが多く、学費や宿泊費を割引して学生を集めるキャンペーンを実施することがあります。通常の授業料よりも20～30％安くなることも珍しくなく、費用面で大きなメリットがあります。

また、4月から6月はフィリピンの乾季が終わり、雨季に入る時期です。雨が多くなることから、観光客の数も減少し、航空券やホテル、レストランなどの費用も下がる傾向にあります。特に航空券はオフシーズンである時期に予約すると大幅な割引が受けられる場合が多いため、留学費用全体を抑えることができるでしょう。

さらに、留学生の数が減ることで、語学学校内のグループクラスが少人数になる可能性があります。マンツーマン授業が基本のフィリピン留学では、グループクラスの人数を気にする必要がないように感じますが、実は注意が必要なポイントです。時期によって1クラスの人数が増える場合があり、「人数が多く、発言しづらかった」という口コミや評判が見られました。講師とのコミュニケーションを多く取れる、より充実した留学生活を送りたい人は、4月～6月に留学するのはいかがでしょうか。

10月から12月も、フィリピン留学の費用を抑えられる時期としておすすめです。この時期は、年末年始のホリデーシーズンに向けてフィリピン国内でも観光客や留学生の数が一時的に減少します。多くの学生が学校の年度途中であり、長期の留学を避ける傾向があるため、フィリピンの語学学校でも定員割れが起こりやすくなります。生徒数減少に対応するため、学校側は授業料や宿泊費を割引するプロモーションを打ち出すことが一般的です。

特に10月や11月は、年末の観光シーズンやクリスマス前の比較的落ち着いた時期であるため、語学学校や宿泊施設の空きが多くなり、費用面でお得に感じることが増える可能性もあります。また、フィリピンではクリスマスシーズンが長いため、12月に入ると現地の特有の文化やイベントを楽しむこともできます。このように、日本の長期休みシーズンを避けたり、フィリピンでイベントがある時期を狙うと、費用を抑えながら充実した留学生活を送ることができるでしょう。

航空券の価格も10月から12月の前半までは比較的安定しており、特に10月や11月のフライトはピークシーズンを避けることでお得な料金で予約することが可能です。ただし、12月の後半は年末年始の旅行シーズンに向けて価格が上昇するため、早めの予約がおすすめです。

Yumi

語学学校で勤務していた時も、4月や10月に入ると生徒数が急激に減る感覚がありました。個人的には「やっと落ち着いた…」とホッとする部分も。

フィリピン留学避けるべき時期はいつ？

フィリピン留学で避けるべき時期を知りたいです！

Yumi

日本人にとって長期休みの時期を避けるようにしましょう！日本人が休み=日本人で溢れる、混雑するということです。

フィリピン留学を計画する際、避けるべき時期を知ることで費用を節約し、快適な留学生活を送ることへ繋がるでしょう。フィリピンの語学学校や生活費は、繁忙期や特定の時期に大きく変動することがあります。特に、春休み（2月中旬〜4月初旬）や夏休み（7月〜9月中旬）は、留学生が多く集まりやすいため、費用が高くなる可能性があります。また、3月と12月は特に避けるべき時期として知られています。それでは、これらの時期がなぜ避けた方がよいのかを詳しく説明します。

繁忙期は費用が高くなる可能性がある

フィリピン留学の繁忙期は、他の時期に比べて多くの留学生が集まるため、学校の授業料に加えてピークシーズン費といった費用が上乗せされる可能性があります。繁忙期とは、日本や他国の学生が休暇を取るタイミングで、特に春休みや夏休みが該当します。また、期間中はフィリピンの語学学校も需要が高まり、人気のある学校や宿泊施設は早く満室になってしまい、予約が難しくなることも少なくありません。

特にマンツーマン授業が中心のフィリピン留学では、少人数での個別指導が特徴ですが、繁忙期には学生が増えることで講師の受け持つクラスの人数も増加する可能性があります。この影響によって、講師も疲弊しやすく、仲の良いフィリピン人講師からは「繁忙期は忙しすぎて授業に集中できない」といった話を聞いたことがあります。さらに、学校や寮の施設も混雑し、フリースペースで勉強するにも「人が多くて使えない」「うるさくて勉強に集中できない」といったことも。上記の理由から、繁忙期を避けて、学費の変動がなく比較的落ち着いて過ごすことができるオフシーズンを選ぶことが、予算を抑えて留学を快適に過ごす鍵となります。

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費用の上乗せがない語学学校もあるので、どうしても繁忙期に渡航したい人は事前にチェックしましょう！

春休み（2月中旬〜4月初旬）・夏休み（7月〜9月中旬）は繁忙期

フィリピン留学を計画する際に、春休み（2月中旬〜4月初旬）は避けるべき時期の一つとして挙げられます。この期間は、日本や韓国、中国、台湾など多くの国で学校が長期休暇に入る時期であり、学生が短期間の語学留学を計画しやすいシーズンです。特に、日本の大学生が春休みを利用して短期留学をすることが増え、フィリピンの語学学校は繁忙期に突入します。

まず、春休みの繁忙期における最も大きな影響は、学生寮の空き状況が挙げられます。春休みの時期は、フィリピン留学を希望する学生が急増するため、学校内の寮の予約が早々に埋まってしまうことがよくあります。学校の寮が満室となる場合、代替案としてホテルやコンドミニアムを利用することになりますが、学生寮に比べると費用が高くなる傾向があります。さらに、寮の混雑によって生活面での不便を感じる可能性もあります。

また、春休みの時期はフィリピンの気候も留学生活に影響を与えるかもしれません。フィリピンでは、2月から4月にかけて乾季に入りますが、日差しが強く非常に暑くなるため、気温に慣れていない留学生にとっては疲れを感じやすい可能性があります。

Yumi

ただし、観光に最適なシーズンでもあります！雨が降ることが減り、アイランドホッピングでシュノーケリングを楽しみたい方にはピッタリ！

次に、夏休み（7月〜9月中旬）もまたフィリピン留学の繁忙期として知られています。この時期は、フィリピンの語学学校にとっても1番忙しい時期であり、多くの学生が留学を希望するため、混雑することが避けられません。

フィリピン留学には大学生や社会人が多く集まると思われがちですが、夏休みは小中学生を対象にしたキッズキャンプが行われます。数十人程度の団体で語学学校へ訪れるため、落ち着いた環境で過ごしたい人にとって、つらく感じる可能性があります。

また、航空券も夏休み期間中は価格が大幅に上昇します。特に、フィリピンの主要な空港であるセブやマニラへのフライトは、早い段階で予約が埋まることが多く、直前の予約では高額な料金を支払うリスクがあります。したがって、夏休み期間中の留学を計画する場合、早めの航空券予約が重要となります。

また、フィリピンでは7月から9月にかけて雨季に入ります。この時期は台風が発生しやすく、雨が多いため、外出が制限されることがあります。特に、セブやマニラなどの都市部では交通渋滞がひどくなり、留学生の移動が困難になったり、講師の出勤が遅れたりする可能性があったりと、不便さを感じるかもしれません。

フィリピン留学で特に避けるべき時期は3月・12月

3月と12月は、フィリピン留学を計画する上で特に避けるべき時期です。

まず、3月は、春休みのピークであり、語学学校が最も混み合う時期です。前述の通り、春休み期間は留学生がフィリピンに集中し、学校や宿泊施設が満員になるため、予約が困難になることがあります。航空券の費用も高騰しやすいため、直前の予約は注意が必要です。

他の時期に比べて1人の講師が受け持つのクラス数が増えるため、授業の質が下がる可能性があります。また、語学学校によって常勤の講師を常にキープしているわけではなく、繁忙期だけパートタイムの講師を雇う場合も。閑散期に繁忙期と同様の人数を雇っていると、語学学校側の経営的に苦しくなるので、上記の対応が取られているようです。

次に、12月は避けるべき時期として特に注意が必要です。12月はフィリピンの年末年始シーズンで、クリスマスや新年の祝祭ムードが高まる時期です。フィリピンはキリスト教徒が多い国であり、12月に入ると各地でクリスマスイベントやパーティーが開催されるため、学校や都市全体が祝祭ムードに包まれます。そのため、授業のスケジュールが不規則になったり、学校が一時的に休校することもあります。また、12月は観光シーズンでもあるため、宿泊施設や航空券の価格が大幅に上昇する傾向があります。

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実は、フィリピンのクリスマスは9月〜始まるって知っていますか？英語表記にしたときにber（例：September）がつく月はすべてクリスマスと教えてもらいました。1番盛り上がる12月の渡航を避けたい人は閑散期の10〜11月に行っても、街中が装飾されており、クリスマスを楽しむことができますよ！

フィリピン留学費用を抑えるコツ

フィリピン留学で費用を抑えるコツはありますか？

Yumi

留学初心者が抑えるべきコツは3つ！フィリピン留学を賢くお得に申し込むために参考にしてくださいね。

フィリピン留学費用をさらに抑えるための具体的なコツについて紹介します。学生寮の選び方、授業の調整、航空券の購入時期など、留学の質を落とさずに節約するコツを押さえることで、よりお得に充実した留学生活を送ることが可能です。賢く計画を立て、無駄な出費を最小限に抑えるためのポイントを知り、フィリピン留学をより手軽に楽しみましょう。

3〜4人数部屋を予約する

フィリピン留学で費用を抑える一つの効果的な方法は、3〜4人部屋の学生寮を選ぶことです。宿泊費は留学費用の中で大きな割合を占めるため、大人数部屋の寮で他の学生と部屋を共有することで大幅にコストを削減できます。特に、1人部屋や2人部屋と比べると、3〜4人部屋の費用はかなりリーズナブルになるため、費用を抑えたい学生には非常に有効な手段です。

さらに、3〜4人部屋を選ぶことによって、多国籍な友人を作りやすいです。フィリピン留学では、様々な国からの留学生が集まるため、ルームメイトとの交流を通じて英語だけでなく、他の文化や言語についても学べるチャンスがあります。特に、生活の中で実際に英語を使う場面が増えることで、英語力の向上が期待できます。言語を学ぶ上で、生活環境も重要な要素となるため、3〜4人部屋での共同生活はコストを抑えるだけでなく、語学力の向上にも役立つといえます。

3〜4人部屋を選ぶ際にはいくつかの注意点もあります。まず、プライバシーが限られるため、プライベートな時間や空間を確保するのが難しい場合があります。ストレスになる可能性もあるため、ルームメイトとの相性やルールを確認し、快適な環境を作ることが重要です。また、共有スペースの使い方や清掃などの面で、トラブルが起こることもあるため、あらかじめルームメイトとのコミュニケーションを大切にすることが必要です。

加えて、3〜4人部屋の環境が学校や寮によって異なることもあります。設備が整っていない場合や、騒音が気になる環境にある場合もあるため、事前に学校や寮の設備や部屋の状況について確認することが大切です。口コミや留学エージェントからの情報を参考にして、自分に合った環境を選ぶことが留学生活の成功につながります。

授業のコマ数を調節する

フィリピン留学の費用を抑えるために、授業のコマ数を調節することも非常に有効な方法です。フィリピンの語学学校では、1日に8時間〜10時間の授業を受けられる環境が整っており、「たくさん授業を受ければ英語が話せるようになる」と授業を詰め込みやすい傾向にあります。しかし、授業のコマ数が増えるほど学費が高くなるため、予算に合わせて授業のコマ数を検討するようにしましょう。

授業のコマ数を決める際には、自分の学習目標やペースに合わせたコース選択が重要です。例えば、短期間で集中的に英語を学びたい場合は、1日に6〜8コマ程度の授業を受けることが推奨されますが、長期間にわたって留学を続ける場合は、1日4〜5コマ程度に抑えることで、疲労を避けつつ効率的に学習を進めることが可能です。授業のコマ数が多すぎると、逆に集中力が続かず、学習効果が下がることもあります。そのため、自分のペースに合わせて無理なく授業を受けられるように調整することが大切です。

また、コマ数を減らすことで、空いた時間を自主学習や復習に充てることができるというメリットもあります。語学学習では、授業だけでなく自主的な学習が重要な役割を果たします。特に、フィリピンの語学学校ではマンツーマン授業が中心となるため、その場で学んだことをしっかりと復習することで、より深い理解が得られます。授業のコマ数を減らして時間を確保し、復習やリーディング、リスニングの練習を行うことで、学費を抑えながらも効果的な学習が可能です。

一方で、授業のコマ数を減らす際には、学習効果が十分に得られるかどうかを見極めることが重要です。特に初心者や中級者の場合、マンツーマン授業の時間が不足すると、学習ペースが遅くなり、目標達成が難しくなることがあります。そのため、コマ数を減らす際には、留学エージェントのカウンセリングスタッフと相談しながら、自分にとって最適な学習プランを立てることが求められます。

安い時期に航空券を予約する

フィリピン留学費用を抑えるためには、安い時期に航空券を予約することも重要なポイントです。留学費用全体の中で、航空券の費用はかなり大きな割合を占めるため、航空券を賢く選ぶことで、予算内での留学が実現できます。特に、繁忙期を避けて安い時期に航空券を購入することで、節約することが可能です。

まず、フィリピン留学において航空券の費用を抑えるためには、予約のタイミングが鍵となります。航空券は早めに予約するほど価格が安くなる傾向があり、特に出発日の3ヶ月前から6ヶ月前に購入すると、最もお得な価格で手に入れることができます。繁忙期や直前の予約では価格が急激に上昇するため、余裕を持って計画を立て、早めに航空券を確保することが大切です。特に、春休みや夏休みの繁忙期を避けることで、航空券代を大幅に節約できます。

また、フィリピン留学に向けて航空券を予約する際には、平日や深夜便を選ぶことで費用を抑えることも可能です。週末や祝日、昼間のフライトは需要が高く価格も上がりやすいため、できる限り平日の早朝や深夜のフライトを選ぶと、安い航空券を見つけやすくなります。さらに、フレキシブルな日程で航空券を検索し、数日の違いで大幅に価格が変わることがあるため、柔軟に日程を調整できる場合は、最も安い日にフライトを予約することをおすすめします。

LCC（格安航空会社）の活用も航空券の費用を抑えるための有効な手段です。フィリピンには多くの格安航空会社が就航しており、日本からセブ島やマニラまでの直行便も多く運航されています。LCCの航空券は通常のフルサービスキャリアに比べてかなり安価で提供されているため、コストを抑えたい学生には最適です。

安い時期の航空券は、通常深夜や早朝のフライトが多く、出発や到着の時間帯が不便な場合があります。現地での移動手段や宿泊手配が困難になることもあり、追加のコストが発生することも考えられます。

格安航空会社を利用すると、チケット自体は非常に安くなりますが、サービスが限定されることがあります。例えば、機内での食事や飲み物が有料であることや、座席のスペースが狭いなどの不便さを感じることがあります。また、預け荷物の制限が厳しく、追加料金が発生する場合もあるため、結果的に想定以上の費用がかかることもあります。

安い航空券は、変更やキャンセルができないことが多いです。もし留学の日程が変更になった場合や、急な事情でフライトをキャンセルしなければならない場合、払い戻しができなかったり、高額な変更手数料がかかることがあります。したがって、安い航空券を購入する際は、日程の確定に十分な注意が必要です。

【2024年10月最新版】フィリピン留学費用詳細

フィリピン留学の具体的な費用を教えてください！

費用の内訳も知れると嬉しいです！

フィリピン留学は、欧米諸国への留学に比べて比較的費用が抑えられるという点が大きな魅力です。しかし、それでも事前に必要な費用や現地で支払う費用が意外とかかるため、留学計画を立てる際にはしっかりと予算を確認し、準備することが重要です。以下では、フィリピン留学にかかる費用について「出発前に必要な費用」と「現地で支払う費用」「【期間別】フィリピン留学に必要な費用」に分けて、詳細に解説します。

フィリピン留学出発前に必要な費用

授業料

フィリピン留学の中で最も大きな費用は授業料です。学校によって授業料は異なりますが、一番人気のESL（英会話）コースでは、1ヶ月（4週間）で約15〜20万円が相場です。この費用には、マンツーマン授業やグループ授業のコマ数が含まれており、受講するプログラムや授業数によって変動します。また、TOEICやIELTS、TOEFLなどより専門的なスキルを学ぶコースやビジネス英語コースを選ぶと、さらに費用が上がる場合があります。

滞在費

フィリピンの語学学校は、基本的に寮滞在を提供しています。寮の滞在費は、部屋のタイプ（個室、2人部屋、3〜4人部屋）によって異なりますが、1ヶ月（4週間）あたりの費用は4〜8万円が目安です。共同部屋に滞在することで費用を抑えることができます。寮以外にも、コンドミニアムやホテル滞在を選ぶこともできますが、これらは寮滞在に比べて費用が高くなります。また、基本的に語学学校では、食事が1日3食提供されることもあり、食費込みで費用を設定している学校も多いです。ただし、語学学校によって食事を提供していなかったり、追加料金が必要な場合があるため注意が必要です。

航空券

日本からフィリピンへの航空券も、留学費用の大きな一部です。航空券の価格は、季節や航空会社によって変動しますが、通常は往復で約5〜8万円が相場です。しかし、繁忙期（春休み、夏休み、年末年始）には価格が10万円以上になることもあります。LCC（ローコストキャリア）を利用すると、費用を大幅に抑えることができるため、早めに予約することが推奨されます。

Yumi

筆者はさまざまな航空会社の飛行機を利用しましたが、結局のところ預け荷物の重量制限があったりするため金額に大きな差はないように感じます。荷物を少なく行く人はLCCがおすすめですが、筆者の個人的なおすすめは韓国経由で行くチェジュ航空です。トランジット（乗り換え）の時間を調節して韓国観光を楽しんでいました。

海外旅行保険

フィリピン留学中に万が一のことが起こった場合に備えて、海外旅行保険に加入することは非常に重要です。特に、フィリピンの医療費は、保険がないと非常に高額になるため、留学前に必ず加入しておきましょう。保険料は、保険会社や保険内容によって異なりますが、1か月（4週間）で1万〜2万円が目安です。

クレジットカード付帯の保険を利用することもできますが、留学の場合は通常の旅行に比べてリスクが高いため、専用の留学保険に加入することをおすすめします。また、保険を利用する前に、クレジットカード会社へ電話で許可を取る必要があります（利用会社による）。このポイントが少し厄介で、フィリピンから国際電話でかける必要があります。現地でSIMカードを購入した場合、申し込んだプランによって電話をかけられないパターンがあります。体調不良時に手間がかかることは避けるべきなので、初めから通常の海外旅行保険に入っておくようにしましょう。

Yumi

基本的にフィリピン留学へ行く場合は、地域によりますが、体調不良になりやすいことを頭に入れておいてください。語学学校で勤務時に、保険の利用方法を留学生に毎週説明していたため、海外保険利用のマスターになりました。

フィリピン留学現地で支払う費用

SSP申請費用

フィリピンの語学学校でに勉強を行うためには、SSP（Special Study Permit）という特別就学許可証を取得する必要があります。申請費用は約6800ペソ（約17,000円）で、現地で支払う必要があります。SSPは6ヶ月間有効で、6ヶ月を超える留学の場合は再度申請が必要です。また、学校を転校する場合でも再申請が必要になりますので、注意が必要です。

ACR-Iカード費用

59日以上フィリピンに滞在する留学生には、ACR-Iカード（Alien Certificate of Registration Identity Card）の取得が義務付けられています。主に観光目的や商用目的の無査証入国者（短期滞在者）向けですが、フィリピンに留学している学生も対象となります。ACR-Iカードの申請には、約3500ペソ（約8,800円）の費用がかかります。また、語学学校によってはパスポート以外に証明写真も必要になってくるので、事前に準備するようにしましょう。

ビザ延長費

フィリピン留学では、30日を超える滞在にはビザの延長が必要です。30日以内の滞在であれば、特別なビザ申請は不要ですが、超える場合には観光ビザの延長手続きを行わなければなりません。ビザ延長費用は、1回に延長で約3,000ペソ～5,000ペソ（約7,600〜12,700円※2.5円/ペソ換算）が目安です。語学学校によって費用が異なる場合があるため、事前に確認するようにしましょう。

水光熱費

フィリピンの語学学校では、滞在費に水光熱費が含まれていることが一般的ですが、一部の学校では電気代や水道代が別途請求されることもあります。特に、エアコンの使用が多い場合は高額な請求がくることがあるため、節電を心がけることが大切です。水光熱費は、滞在する語学学校によって異なりますが、1か月で約3000ペソ（約7,600円）が目安です。

3〜4人の複数人部屋を利用している場合、ルームメイトによってエアコンを使いすぎる人がいるといった話を聞いたことがあります。筆者の勤務していた語学学校は、卒業時に清算だったのですが、「どうして費用の差がこんなにあるんですか？」といった質問をよく受けていました。エアコンの使用方法について、ルームメイトとよく話し合い、精算時に「手持ちのお金が足りない」といったことが無いようにしましょう。

教材費

フィリピンの語学学校では、通常、教材費が別途必要です。教材費は、学校によって異なりますが、1人あたり約7,500円が目安です。コースによっては複数の教材が必要になる場合があるため、事前にどのくらいの教材費がかかるのか確認しておくことが重要です。TOEICやIELTSなど資格試験対策コースでは、ESL（英会話）コースより費用が割高になる傾向があります。また、長期滞在する人は期間内に教材が終わってしまい、追加購入する必要がある可能性も。2〜3ヶ月程度で1冊を目安に、費用を計算するようにしましょう。

生活費

フィリピンでの生活費は、留学中の個人のライフスタイルや滞在場所、活動内容によって大きく異なります。たとえば、都市部で生活するのか、地方での滞在なのか、また、どの程度外食や観光を楽しむかによって予算は変わります。一般的には、月あたり5〜7万円程度が必要とされていますが、基本的な生活を送るための目安です。

フィリピンの食費は日本に比べると非常に安く、現地のローカルレストランやナイトマーケットでの食事は1食あたり数百円ほどで済むことが多いです。ただし、欧米風のカフェやレストランで食事をすると、日本と同じくらいの価格かそれ以上になることもあります。費用を少しでも抑えたい方は、語学学校で提供される学食を利用するようにしましょう。また、キッチン付きのコンドミニアムに滞在する方は、自炊をすることで、さらに食費を抑えることが可能です。現地の市場やスーパーでの食材は安価で、新鮮な野菜や魚、肉を手に入れることができます。

交通費も非常に低く抑えられます。都市部ではジープニーやバス、トライシクル（バイクタクシー）といった公共交通機関を利用するのが一般的で、1回の移動にかかる費用は10〜30ペソ（約20〜70円）程度と非常に安価です。ただし、留学初心者がいきなり公共交通機関を利用するのは勇気がいるかもしれないので、タクシー配車アプリ（例：「Grab」など）を使用しましょう。日本の半額程度で利用できるため、お得で快適に利用したい方におすすめです。

フィリピンでは、美しいビーチや自然景観、文化的な観光地が豊富にあり、週末にアイランドホッピングやシュノーケリング、ダイビングなどのアクティビティを楽しむ人も多いです。アクティビティには、1回あたり数千円〜1万円程度の費用がかかるため、観光を頻繁に楽しむ人は生活費の一部として予算を確保しておくとよいでしょう。語学学校で提供しているツアーを利用すれば、比較的安価で参加することができます。詳しい情報は、現地で日本人スタッフの方へご相談するか、掲示板などをチェックするようにしましょう。

さらに、携帯電話の通信費も必要です。通信費はプリペイド方式が一般的で、月に約1,000〜2,000円で十分なデータ量を確保できます。日本に比べると非常に安く利用できるため、現地でSIMカードを購入することをおすすめします。空港やショッピングモール、語学学校によっては初日に販売している場合があります。

Yumi

物価が上がっているとはいえ、比較的安価に楽しめるフィリピン留学。必要な費用を計算して、思いっきり楽しみましょう！

【期間別】フィリピン留学に必要な費用目安

フィリピン留学費用：1週間〜3週間

フィリピン留学費用：1ヶ月（4週間）〜3ヶ月（12週間）

フィリピン留学費用：6ヶ月（半年）

フィリピン留学おすすめ語学学校の費用一覧

おすすめの語学学校の費用も知りたいです！

Yumi

元フィリピン語学学校マネージャーの筆者が厳選した、フィリピン・セブ島おすすめ語学学校30選からご紹介します！

ランキング	名称	【4週間】総額例	コース費用
★4	CIA	約333,090円〜	1週間：102,000円～ 4週間：255,000円～ 8週間：509,000円～ 12週間：764,000円～
★4	EV Acadmy	約378,490円〜	1週間：122,000円～ 4週間：278,000円～ 8週間：538,000円～ 12週間：799,000円～
★4	Cebu Blue Ocean Academy	約265,240円〜	2週間：137,000円～ 4週間：211,000円～ 8週間：422,000円～ 12週間：633,000円～
★4	CELLA Premiumキャンパス	約362,450円〜	1週間：99,000円～ 4週間：247,000円～ 8週間：495,000円～ 12週間：742,000円～
★3.5	GLC	約265,040円〜	1週間：58,000円～ 4週間：233,000円～ 8週間：466,000円～ 12週間：760,000円～
★3.5	I.Breeze メインキャンパス	約327,600円〜	1週間：102,000円～ 4週間：249,000円～ 8週間：498,000円～ 12週間：746,000円～
★3.5	I.BREEZE Prime Campus	約327,600円〜	1週間：102,000円～ 4週間：249,000円～ 8週間：498,000円～ 12週間：746,000円～
★3.5	SMEAG キャピタルキャンパス	約250,320円〜	1週間：84,600円～ 4週間：188,000円～ 8週間：376,000円～ 12週間：564,000円～
★3.5	CELLA Uniキャンパス	約341,100円〜	1週間：87,200円～ 4週間：218,000円～ 8週間：436,000円～ 12週間：655,000円～
★3.5	B’Cebu	約303,750円〜	1週間：92,400円～ 4週間：231,000円～ 8週間：462,000円～ 12週間：679,000円～
★3.5	Philinter	約330,930円〜	1週間：110,000円～ 4週間：244,000円～ 8週間：489,000円～ 12週間：733,000円～
★3.5	English Fella 第2キャンパス	約333,550円〜	1週間：91,000円～ 4週間：243,000円～ 8週間：486,000円～ 12週間：729,000円～
★3.5	QQ English ITパーク校	約215,073円〜	1週間：61,000円～ 4週間：142,000円～ 8週間：289,000円～ 12週間：437,000円～
★3.5	CPI	約336,270円〜	1週間：85,000円～ 4週間：223,000円～ 8週間：453,000円～ 12週間：679,000円～
★3.5	CPILS	約369,934円〜	1週間：115,000円～ 4週間：272,000円～ 8週間：543,000円～ 12週間：815,000円～
★3.5	QQ English ビーチフロント校	約215,073円〜	1週間：61,000円～ 4週間：142,000円～ 8週間：289,000円～ 12週間：437,000円～
★3.5	English Fella 第1キャンパス	約259,300円〜	1週間：89,000円～ 4週間：236,000円～ 8週間：473,000円～ 12週間：709,000円～
★3.5	CG Academy バニラッドキャンパス	約281,760円〜	1週間：83,000円～ 4週間：206,000円～ 8週間：413,000円～ 12週間：612,000円～
★3.5	Curious World Academy	約286,600円〜	1週間：80,000円～ 4週間：199,000円～ 8週間：399,000円～ 12週間：598,000円～
★3.5	CG Academy スパルタキャンパス	約281,760円〜	1週間：83,000円～ 4週間：206,000円～ 8週間：413,000円～ 12週間：612,000円～
★3.5	MeRISE English Academy	約390,000円〜	1週間：90,000円～ 4週間：310,000円～ 8週間：610,000円～ 12週間：910,000円～
★3.5	Genius English	約240,240円〜	1週間：103,000円～ 4週間：194,000円～ 8週間：387,000円～ 12週間：581,000円～
★3.5	CIJ Academy	約342,375円〜	1週間：83,000円～ 4週間：256,000円～ 8週間：512,000円～ 12週間：767,000円～
★3.5	STARGATE	約249,315円〜	1週間：71,000円～ 4週間：178,000円～ 8週間：356,000円～ 12週間：527,000円～
★3.5	First English Global College	約317,000円〜	1週間：71,000円～ 4週間：235,000円～ 8週間：470,000円～ 12週間：705,000円～
★3.5	CLC Campus Language Center / Bai Hotel	約411,500円〜	1週間：108,000円～ 4週間：363,000円～ 8週間：703,000円～ 12週間：1,043,000円～
★3	3D Academy	約219,150円〜	1週間：54,000円～ 4週間：156,000円～ 8週間：307,000円～ 12週間：463,000円～
★3	Howdy English Academy	約605,912円〜	1週間：107,000円～ 4週間：450,000円～ 8週間：907,000円～
★3	GLANT English Academy	約252,020円〜	1週間：50,000円～ 4週間：186,000円～ 8週間：373,000円～ 12週間：559,000円～
★3	ELSA	約351,650円〜	1週間：66,000円～ 4週間：263,000円～ 8週間：527,000円～ 12週間：790,000円～

フィリピン・セブ島おすすめ語学学校30選について詳しくチェックしたい人は、下記の記事を参考にしてください。日本人経営・韓国人経営のフィリピン語学学校で日本人マネージャー経験のある筆者が、学校ごとに口コミや評判を徹底解説しています。メリットだけでなくデメリットまでお伝えしているので、留学目的に合わせて語学学校を選ぶヒントになります。

参考

フィリピン留学・セブ島留学おすすめの語学学校30選を徹底比較。口コミ評判、料金、特徴まで完全解説／2024年最新

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フィリピン留学費用まとめ

本記事では、フィリピン留学費用の安い時期や、避けるべき時期について詳しく解説し、コストを抑えるための具体的なコツもお伝えしました。

フィリピン留学を計画する際、費用を抑えるためには時期選びが非常に重要です。特に、4月から6月、10月から12月が比較的安い時期であり、この時期は語学学校の学費や滞在費、航空券の価格が抑えられるため、留学費用全体を大幅に抑えやすいです。一方で、春休みや夏休みなどの繁忙期は、多くの留学生が集中し、学費や滞在費が上乗せされる可能性があるだけでなく、航空券も価格が上がりがちです。特に、人気の高いセブ島やマニラへのフライトは、早めに予約しないと希望の日程が確保できないこともあるため、注意が必要です。

また、費用を抑えるためには航空券の早期予約も重要です。LCCを活用し、セール時期に購入することで航空費用をさらに削減することができます。さらに、繁忙期には学校のクラスも混雑し、グループクラスの人数が増加する可能性や、講師の質にも影響が出ることがあります。そのため、できるだけ安い時期に留学を計画し、費用を節約しながらも充実した学習環境を確保するようにしましょう。

フィリピン留学は費用対効果が高い選択肢ですが、適切なタイミングで留学を行うことがコスト削減の鍵です。安い時期を選び、早めに準備を進めることで、費用を抑えながらも質の高い留学体験を実現できるでしょう。

Yumi

お得に賢くフィリピン留学を申し込みたい人は、ぜひ参考にしてくださいね！皆さんのフィリピン留学がより良いものになるよう祈っています。