英語で「曜日」書き方、読み方、覚え方から使い方まで一挙紹介!

英語で火曜日ってなんて言うんだっけ?

木曜日って英語で書くのがむずかしい。

中学校で誰もが習った「曜日」ですが、いざ英語で書こうとするとなかなか出てこない、スペルがあいまいで覚えていない。そんな経験をお持ちの方は意外と多いのではないでしょうか。英語での曜日表示は意外と難しく、文中での使い方も前置詞によって意味がいろいろと変わります。

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この記事では英語での「曜日」の書き方、読み方、表記のルールを解説します。覚え方のコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

この記事の著者

元英会話学校スタッフ・WEBライター

kaoru

大学では英文学を専攻。卒業後は英会話学校のスタッフとしてカウンセリング業務、大手旅行会社の海外部門勤務、塾講師、公文の先生等、子供教育関係勤務を経験。小学校英語準認定指導者資格を保有。現在はwebライターとして英語学習関連の記事を中心に活動中。自身の英語学習経験から、読者の悩みに寄りそった情報を伝えることを大切にしている。

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各曜日の英語表記・読み方・省略形

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まずは各曜日の英語表記、読み方、省略形を一覧表で紹介します。

曜日英語表記読み方省略形
日曜日SundayサンディSun. / Su.
月曜日MondayマンディMon. / Mo.
火曜日TuesdayテューズディTue. / Tu.
水曜日WednesdayウェンズディWed. / We.
木曜日ThursdayサァズディThu. / Th.
金曜日FridayフライディFri. / Fr.
土曜日SaturdayサタディSat. / Sa.

日曜日

日曜日は「Sunday」と書きます。発音と発音記号は以下の通りです。

【発音】サンディ

【発音記号】/ˈsʌndeɪ/

「Su」ですが「サ」と発音します。アクセントは語頭の「サ」です。

  • I usually go to church on Sunday.(私はだいたい日曜日に教会へ行きます。)

月曜日

月曜日は「Monday」と書きます。発音と発音記号は以下の通りです。

【発音】マンディ

【発音記号】/ˈmʌndeɪ/

「Mo」ですが「マ」と発音します。アクセントは語頭の「マ」です。

  • See you Monday.(また月曜日にね。)

火曜日

火曜日は「Tuesday」と書きます。発音と発音記号は以下の通りです。

【発音】テューズディ

【発音記号】/ˈtjuːzdeɪ/

発音は「テュー」となります。「チュー」と発音しないように注意しましょう。

  • I am taking English conversation classes every Tuesday.(私は毎週火曜日に英会話教室に通っています。)

水曜日

水曜日は「Wednesday」と書きます。発音と発音記号は以下の通りです。

【発音】ウェンズディ

【発音記号】/ˈwenzdeɪ/

「Wed」の「d」は発音されませんので、スペルを書くときには忘れないよう注意しましょう。

  • Wednesday is no overtime day.(水曜日はノー残業デーです。)

木曜日

木曜日は「Thursday」と書きます。発音と発音記号は以下の通りです。

【発音】サァズディ

【発音記号】/ˈθɜːzdeɪ/

カタカナ表記では「サ」ですが、舌を歯ではさんで発音する「th」ですので注意しましょう。

  • What day is it today?/ It’s Thursday today.(今日は何曜日?/木曜日だよ。)

金曜日

金曜日は「Friday」と書きます。発音と発音記号は以下の通りです。

【発音】フライディ

【発音記号】/ˈfraɪdeɪ/

  • Tomorrow’s Friday!Just one more day!(明日は金曜日だ!あと1日!)

土曜日

土曜日は「Saturday」と書きます。発音と発音記号は以下の通りです。

【発音】サタディ

【発音記号】/ˈsætədeɪ/

「Satur」の「r」は発音されません。

  • Let’s go shopping on Saturday.(土曜日に買い物に行きましょう。)

英語の曜日の覚え方

歌で覚える

メロディーに合わせて歌で覚える方法は、簡単で覚えやすい方法の一つです。小さなお子さんでも歌であれば覚えやすく、学校でもよく使われるポピュラーな覚え方です。また、歌で覚えた言葉は忘れにくいというメリットもあります。

英語の曜日の歌はいくつかありますが、「Days Of The Week Song」は日本人にも馴染みのある歌です。学校やテレビなどで一度は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

「Days Of The Week Song」

  • Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, Sunday comes again.
  • (日曜日、月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日、土曜日、そしてまた日曜日がやってくる)

「曜日、歌、英語」などで検索すると、YouTubeなどでいろいろな歌が出てきますので、自分の覚えやすい歌で覚えるのも一つの方法です。

由来で覚える

英語の曜日は、実は下記のように惑星などの天体の名前と関連しています。

  • Sunday(日曜日)→ Sun(太陽)
  • Monday(月曜日)→ Moon(月)
  • Tuesday(火曜日)→ Mars(火星)
  • Wednesday(水曜日)→ Mercury(水星)
  • Thursday(木曜日)→ Jupiter(木星)
  • Friday(金曜日)→ Venus(金星)
  • Saturday(土曜日)→ Saturn(土星)

日曜日は「日(太陽)でSun」、月曜日は「月でMoon」、土曜日は「土星でSaturn」と、この3つの曜日は比較的覚えやすいと思います。

そのほかの4つの曜日は一見すると「?」と思うかもしれません。4つの曜日は、西欧の神話の神様に由来していると言われています。覚え方としては少々むずかしいかもしれませんが、以下に簡単に由来を紹介します。

・Tuesday(火曜日)

火曜日(Tuesday)の語源になっているのは、北欧神話の軍神「テュール」です。テュールはローマ神話の軍神「マルス」と同一視されると言われており、「マルス」は火星「Mars」の由来となります。

・Wednesday(水曜日)

水曜日(Wednesday)の語源になっているのは、北欧神話の主神「オーディン」です。”Odin” が “Woden”(ウォーデン)に変化し、「Wednesday」の由来になったと言われています。また、オーディンはローマ神話の守護神「Mercurius(メルクリウス)」と同一視されており、「メリクリウス」は水星「Mercury」の由来となります。

・Thursday(木曜日)

木曜日(Thursday)の語源は北欧神話の雷神「トール」です。トールはローマ神話の「Jupiter(ユピテル)」と同一視され、「ユピテル」は木星「Jupiter」 の由来です。

・Friday(金曜日)

金曜日(Friday)の語源は豊饒の女神「フレイヤ」です。フレイヤはローマ神話の「Venus(ヴィーナス)」と同一視されており、「ヴィーナス」は金星「Venu」 の由来です。

英語で「曜日」表記方法ポイント3つ

英語で曜日を表記するときには、決まったポイントがあります。この章では、押さえておきたい3つのポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

①頭文字は大文字で

英語で曜日を表記するときは、頭文字は必ず大文字で表記します。英語には「固有名詞の頭文字は大文字で表記する」というルールがあり、人の名前や国名と同じように、曜日は固有名詞として扱われます。このため、頭文字は必ず大文字表記となります。文章の途中であっても、このルールは変わりません。

②省略形は3文字もしくは2文字で

英語で曜日を省略表記するときは「最初の3文字もしくは2文字+末尾にピリオド」が基本です。3文字で表記する場合はすべて3文字に、2文字で表記する場合はすべて2文字で統一するのが基本です。混在させると読みづらくなりますので、どちらかに統一するようにします。

省略形で表記する場合は、末尾にピリオドをつけます。ピリオドは省略形であることを意味しますので、忘れずにつけるようにします。

省略表記する場合でも、頭文字は必ず大文字表記となりますので忘れないようにしましょう。

③曜日の表示の順番は2通り

カレンダーや手帳には「日曜始まり」と「月曜始まり」の2通りがあり、「なぜだろう?」と疑問に思った方も多いのではないでしょうか。この始まりの曜日には、アメリカ式とヨーロッパ式があるのです。

・アメリカ式

アメリカ式は日曜始まりで、これはキリスト教に関連しています。キリストの復活が日曜だったとされており、聖書ではこの日曜日が1週間の始まりと言われています。そのため、日曜日を礼拝日とし、かつ、1週間の始まりとしたようです。

・ヨーロッパ式

ヨーロッパ式は月曜始まりで、これはビジネスの考え方にもとづいています。ビジネスは通常月曜日に始まりますので、この考え方を採用し、1週間の始まりを月曜としました。また、この月曜始まりはISO(国際標準化機構)で定められたものです。

英語で「曜日」覚えておきたい使い方

英語で曜日を正しく伝えるには、前置詞を使います。この章ではぜひ覚えておきたい前置詞の使い方と、「今週の⚪︎曜日」「来週の⚪︎曜日」など、よく使われる表現をまとめました。

基本の前置詞on/by/until

・「⚪︎曜日に」on〜

「⚪︎曜日に」と表現するときはonを使います。

  • I have work on Monday & Tuesday.(月曜日と火曜日は仕事です。)

「毎週⚪︎曜日」と言いたいときは、everyを使います。

  • I have work every Monday & Tuesday.(毎週月曜日と火曜日は仕事です。)

・「⚪︎曜日まで」by, untill

「⚪︎曜日まで」と表現するときはby、untill(till)を使います。

by  ⚪︎曜日までに:「いつまでに」という期限を表す

  • I have to finish my homework by Wednesday.(水曜日までに宿題を終わらせないといけません。)

untill  ⚪︎曜日まで:ある時点までの継続した動作・状態を表す

  • I have until Wednesday to work on my homework.(水曜日まで宿題をやる時間があります。)

tillはuntillと同様の意味の前置詞です。同じように使えますが、tillの方がやや口語的でカジュアルです。

「来週の〜曜日」など特定の曜日を表すにはthis/next/last

今週、来週、先週の⚪︎曜日と言いたいときは、this/next/lastをつかいます。

this 今週の

  • I have to finish my homework this Wednesday.(今週の水曜日までに宿題を終わらせないといけません。)

next 来週の

  • I have to finish my homework next Wednesday.(来週の水曜日までに宿題を終わらせないといけません。)

last 先週の

lastは「直近の過去」を表します。「最後の」という意味ではありませんので注意しましょう。

  • I went shopping last Sunday.(先週の日曜日に買い物に行きました。)

this/next/lastを使う時はここに注意!

例えば、今日が火曜日(Tuesday)だとして、「See you next Saturday!」と言われたら、今週末の土曜日でしょうか?それとも来週の土曜日でしょうか?

this/next/lastを使う場合は、「今週/来週/先週」のように次の週、前の週の曜日を指すのが一般的と言われています。しかし、上述のように該当の曜日までまだ時間がある場合、どちらなのか迷ってしまうかもしれません。特に仕事や約束事の場合、間違えてしまうと大変です。

このような場合は、「Saturday in this week」「this coming Saturday」のように表現すると、相手にはっきりと伝わります。わからなければ「Is this coming Saturday or Saturday next week ?」 と聞いて、お互いに誤解のないようにしましょう。

覚えた言い回しは、実際に使うことで定着します。気軽に始められるオンライン英会話でぜひ使ってみましょう。

英語で「曜日」まとめ

この記事では英語での「曜日」の書き方、読み方、表記のルールを解説しました。

曜日英語表記読み方省略形
日曜日SundayサンディSun. / Su.
月曜日MondayマンディMon. / Mo.
火曜日TuesdayテューズディTue. / Tu.
水曜日WednesdayウェンズディWed. / We.
木曜日ThursdayサァズディThu. / Th.
金曜日FridayフライディFri. / Fr.
土曜日SaturdayサタディSat. / Sa.

覚え方のコツは以下の通りです。

  • 歌で覚える
  • 由来で覚える

表記方法のポイントは以下の3つです。

  • ①頭文字は大文字で
  • ②省略形は3文字もしくは2文字で
  • ③曜日の表示の順番は2通り
  •  日曜始まり:アメリカ式
  •  月曜始まり:ヨーロッパ式

覚えておきたい使い方も紹介しました。

  • 基本の前置詞on/by/until
  • 特定の曜日を表すにはthis/next/last

英語で「曜日」は意外とむずかしく覚えるのが大変ですが、一度きちんと覚えてしまえば、日常会話で使えます。毎日「今日は英語で何曜日かな」と意識してみると、覚えやすいかもしれません。

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ぜひこの記事を参考にして、曜日表現を覚えてくださいね。