【これで安心】オンライン英会話で緊張しない方法8選!

オンライン英会話を始めてみたいけど緊張してその一歩が踏み出せない…。

緊張するのが嫌で2,3回受けてやめてしまいました…。

今回はそんなあなたに緊張しないための方法を紹介します!

オンライン英会話を始める時に多くの方がぶつかる壁、それが「緊張」です。この記事では、オンライン英会話で緊張してしまう理由や、緊張しないための方法をご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

この記事の監修者

英会話カウンセラー

Taka

大学では英語教育学を専攻。卒業後は英会話カウンセラーとして、これまでに1,000人以上の方に英会話学習のサポートを行っている。ひとりひとりの学習に寄り添い、英語を楽しく話せるようになってもらうこと、海外との新しい出会いを楽しんでもらうことを大切にしている。

なぜオンライン英会話で緊張してしまうのか

まずは、オンライン英会話で緊張してしまう4つの理由をみていきましょう。

理由①英語力に不安があるから

自分の英語力に対する不安がある場合、緊張してしまうことがあります。英語力に自信がない状態で会話を続けるというのは至難の技です。

  • 沈黙して気まずい時間が流れたらどうしよう…。
  • 変なことを言ってしまうかもしれない…。
  • 講師が言っていることが聞き取れないor理解できないかもしれない…。

など、日本人は完ぺきな英語を話さないといけない、全部完ぺきに理解しないといけない、と思い込みがちです。完ぺきを追い求めれば追い求めるほど、自分の実力とのギャップで不安を感じ、緊張してしまいます。

理由②何をしたらいいか分かってないから

オンライン英会話自体が初めての場合は、何が行われるか分からないといった未知の経験に対する不安も緊張を生む原因になります。

  • 初めてのオンライン英会話で上手く機材が使えるか心配。
  • Wi-Fiが切れるかもしれない。
  • サイト、アプリの使い方がよく分からない。
  • 会話がちゃんと成立するか不安。

など、初めてのことにチャレンジするときは、環境に慣れていないために予測ができません。

実際にオンライン英会話ではネット環境や使用デバイスによって相手の声が聞こえなくなったり、こちら側の声が講師に聞こえなかったりといったトラブルが発生することもあります。そうした状況になった時に対処できないかもしれない、といった不安が緊張感を生むこともあります。

理由③オンラインでの顔出しに抵抗があるから

そもそもビデオ通話が苦手だという人も多いと思います。日本人はビデオ通話に慣れていないので、知らない人と1:1でビデオ通話をするというシチュエーションそのものに緊張してしまうこともあります。

どの程度身なりを整えれば良いかも分からず気を使ってしまうというのも緊張の原因になります。

理由④海外の人と1対1のシチュエーションに慣れていないから

日本の教育は大人数に対し1人の教師という形が一般的で、英会話というシチュエーションの経験がほぼありません。中学、高校と英語の授業は受けたけど、教科書の音読や単語の暗記テストの記憶しかない、という方も多いのではないでしょうか。そんな環境から急に講師が自分にだけ、しかも英語で話しかけてくるというのは相当なプレッシャーを感じると思います。

またこれは文化による違いですが、海外の方は相手が話し終わるまで相槌を打たず、静かに聞いている人が多いです。聞き返し方も“Huh?”と短く端的に聞き返されることが多いので、その会話に冷たさや恐怖を感じてしまうこともあります。

オンライン英会話で緊張することは悪いことじゃない

緊張するのは当たり前

そもそも考えてみてください。英会話でなくても初めての人と会話するというのは緊張するものです。

英会話だから、あなたにスキルがないからではなく、全員が経験していく道です。初めて会う人と英語でコミュニケーションを取ろうと考えた、その大きな一歩を踏み出せたことがもうすでにあなたの成長に繋がっています。

緊張は英語力UPの手助けになる

オンライン英会話を前にあなたが緊張するのは本気で取り組もうとしている証拠です。

さらに緊張することにはメリットもあります。適度な緊張は集中力を高め、記憶力UPが期待できます。一人でゆっくりと英語の勉強をするよりも、適度な緊張感を持って1対1で勉強するオンライン英会話の方が、より効果的な英語学習が望めます。

とはいっても緊張しすぎてオンライン英会話に踏み出せない、毎回緊張して頭が真っ白になってしまう。では本末転倒です。そこで、次からは、ここでは緊張を和らげるためにできる事前準備を紹介していきます。

オンライン英会話で緊張しない方法8選!

少しでもできそうな対策をしてから望むと、緊張もかなり解消されます。

①自己紹介を暗記しておく

オンライン英会話ではまず初めに必ず自己紹介があります。初めてのレッスンでなくても、講師が変われば必ず自己紹介が必要です。自己紹介がスムーズにできるといい出だしを切ることができるため、緊張をほぐすことができます。

自己紹介に使えるテンプレートを記載しますので、自分用にアレンジして練習してみましょう。

  • 名前

“I’m 〇〇.” / “My name is 〇〇.”(私は〇〇です。)

  • 年齢

“I’m 〇〇 years old.”(私は〇〇歳です。)

  • 出身

“I’m from Osaka.”(私は大阪出身です。)

“I live in Hyogo.”(私は兵庫に住んでいます。)

  • 職業

“I’m a high school student / an office worker.”(私は高校生/会社員です。)

  • 趣味

“My hobby is playing guitar.”(私の趣味はギターを弾くことです。)

“In my free time, I watch YouTube.”(空き時間にはYouTube を観ています。)

  • 締めの言葉

“That’s all, thank you.”(以上です。ありがとうございます。)

出身地や趣味はその後の会話を広げることにも繋がります。慣れてきたら自分流に自己紹介を充実させていくと英語学習にもなりますし、より英会話に自信をつけることが出来ます。

②聞き取れなかった時に使うフレーズを知っておく

実は英会話は難しいようで、中学校で習うような基本的な語彙を使った日常会話のフレーズがたくさんあります。しかし、最初のうちは聞き取れないことの方が多いと思います。そこで、講師の英語が早くて聞き取れなかった意味を知らない単語が出てきた、そんな時に使えるフレーズをご紹介します。

  • “Sorry?”

カジュアルな表現で「何とおっしゃいましたか?」に近い表現です。これだけでも聞き返すことが可能です。

  • “Could you say that again?”

「もう一度言ってもらえませんか?」

より丁寧に聞き返したいときにはこちらの表現を覚えておくと便利です。

  • “Could you say it more simply?”

「もう少し簡単に言ってもらえませんか?」

聞き返してもなお、分からない場合や明らかに知らない単語が出てきた場合は、言い方を変えてもらうのも1つの手です。

  • “Could you speak slowly?”

「ゆっくり話してもらえませんか?」

最初は誰でも英語に戸惑うものです。講師の英語が早くて聞き取れないと感じた時には恥ずかしがらずに伝えましょう。

③フリートークではなく教材学習を選ぶ

オンライン英会話と聞くと、決められた時間中ずっと英語で話し続けなければならないと感じている人も多いのではないでしょうか?

実はオンライン英会話では、教材にそって語彙やフレーズを学びながら、会話に活用していくレッスンも用意されています。そのため最初はフリートークではなく教材を選び、その教材の音読、教材のテーマについての議論を通して会話の練習をすることをおすすめします。

また教材は事前に予習することが可能です。レッスン開始10分前にはデバイスを開き、教材の予習をしておくことで安心してレッスンに取り組むことができます。教材をつかったレッスンに慣れてきたら月に1度はフリートークに挑戦してみると、より自分の成長を感じられると思います。

④初心者向けのサービスを利用する

オンライン英会話では初心者向けといったタグがつけられた講師もいます。初心者向けの講師は話し方がはっきりとしていたり、ゆっくりと話してくれたり、話を広げてくれたりと、初心者でも無理なく取り組めるようレッスンを工夫してくれます。また、初心者向けにサポートを充実させているオンライン英会話サービスもあります。

最初は講師を予約する段階で初心者向けの講師やサービスを選ぶと、よりリラックスしてレッスンに取り組むことができます。

⑤日本語が話せる教師を選ぶ

いくら初心者向けといっても、やっぱり英会話は怖い、緊張する、と感じる方は思い切って日本語が話せる講師を選んでみるのも1つの手です。

もし英語が出てこなくなって会話に詰まったとしても、日本語で質問できるという安心感を得ることができます。さらに、日本人講師の場合は同じ日本人が学んで得た英語なので聞き取りやすいというメリットもあります。

でもせっかくオンライン英会話をしているのに日本人と会話するのはもったいない気がする、という方は日本語を話せる外国人講師を選ぶこともできます。

いざとなったら日本語で話せばいいと思えると、かなり気が楽になるのではないでしょうか?

⑥教師のプロフィールをよく確認する

講師を予約する際に、明るく親しみやすそうな講師を選ぶことも緊張対策になります。講師の口コミを参照できるのであればその欄にも目を通しておきましょう。

また、オンライン英会話では講師を予約する際にその講師の自己紹介動画をみることができます。その講師のアクセントや話すスピード、雰囲気などの感覚をあらかじめつかんでおくと、本番のイメージができ、緊張をほぐすことができます。

⑦顔出ししなくてもいいサービスを利用する

顔を見られることにそもそも抵抗がある、という方も多いのではないでしょうか。実はオンライン英会話ではビデオonは必須ではありません。もちろん顔を映した方が講師としてもコミュニケーションが取りやすく、レッスンが進めやすいというメリットはありますが、顔を映さなければリラックスできるのであればoffにして受講することもできます。

ビデオの切り方は簡単です。レッスンページでビデオのアイコンをoffの状態にするか、offにできなければ付箋やテープなどで物理的にデバイスのカメラをふさげば切ることができます。

何も伝えずビデオをoffにしていると講師に“ビデオがついていないよ”と指摘されることもありますので、その場合は一言“Can I take a lesson without video?”「ビデオをつけずにレッスンしてもいいですか?」と聞けるとよりいいです。レッスン前にメッセージが送れるのであれば同じ文章を送ることで事前に伝えておくこともできます。

ビデオをつけなくても良いのであれば、お風呂に入ってすっぴんでパジャマの状態でも受講することができますのでよりリラックスした状態で受講できます。

⑧プライドを捨てる

最後の対策は心の持ちようになりますが、英会話はプライドを捨てたもの勝ちです。日本人は完ぺきな英語を話さないといけないと思っている人が非常に多いです。

しかし、オンライン英会話を受けている時点で講師側も完ぺきな英語は求めていません。むしろたくさん話して失敗しないと英語力はついてきません。例えあなたが間違った受け答えをしたとしてもそれを笑うような講師はほとんどいません。

英語は単なるコミュニケーションツールです。さらに、あなたはあなたが思っている以上にたくさんの英語の知識を持っています。日本人の大半は英語が話せないと思い込んでいますが、意外と話してみれば伝わるものです。

私は、たとえ文法が間違っていても、発音が拙くても、伝わればそれで100点だと思っています。肩の力を抜いて楽しくレッスンを受けましょう。

オンライン英会話で緊張しない方法まとめ

オンライン英会話で緊張しない方法8選は以下の通りです。

  1. 自己紹介を暗記しておく
  2. よく使うフレーズを知っておく
  3. フリートークではなく教材学習を選ぶ
  4. 初心者向けのサービスを利用する
  5. 日本語が話せる教師を選ぶ
  6. 教師のプロフィールをよく確認する
  7. 顔出ししなくてもいいサービスを利用する
  8. プライドを捨てる

どれも思い立ったらすぐに実践できるものばかりです。緊張してオンライン英会話に踏み出せない、といった悩みがある方はこのサイトで紹介した対策をやってみることから始めてみてはいかがでしょうか。最初は緊張しますが、英語でコミュニケーションを取ることが出来たという経験はなにものにも代えがたい喜びです。

成功体験を積み重ねることで楽しくオンライン英会話を続けていきましょう。