オンライン英会話のフリートークで効果的に英語力を伸ばす方法は？おすすめ活用法や困った時に使えるネタを紹介

本ページはプロモーションが含まれています。

「オンライン英会話のフリートークで本当に英語力が伸ばせるの？」

「フリートークってどんなことを話せばいいの？」

「オンライン英会話のフリートークをうまく活用する方法が知りたい」

オンライン英会話のフリートークは英語力を飛躍的に伸ばすのにぴったりなレッスンです。しかし、フリートークの活用の仕方がわからなかったり、会話が続かず気まずい思いをしたりという人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、オンライン英会話のフリートークを使って効果的に英語力を伸ばす方法をご紹介します。また、フリートークを上手に活用するためのアイデアや、ネタに困った時の話題の例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の監修者

英会話カウンセラー

Taka

大学では英語教育学を専攻。卒業後は英会話カウンセラーとして、これまでに1,000人以上の方に英会話学習のサポートを行っている。ひとりひとりの学習に寄り添い、英語を楽しく話せるようになってもらうこと、海外との新しい出会いを楽しんでもらうことを大切にしている。

1 オンライン英会話のフリートークとは？
2 オンライン英会話のフリートークで効果的に英語力を伸ばす３つの方法　
3 オンライン英会話でフリートークをするメリット
4 オンライン英会話のフリートークのデメリットは？
5 オンライン英会話のフリートークのおすすめ活用法
6 フリートークでネタに困ったら？オンライン英会話で盛り上がる話題の例を紹介
7 オンライン英会話のフリートークで効果的に英語力を伸ばす方法まとめ

オンライン英会話のフリートークとは？

オンライン英会話のフリートークレッスンは、テキストなどの教材を使わず、講師と自由なトピックで話したり、自分で話したいテーマを決めて会話を進めたりできます。

講師がトピックを決めてくれることもありますが、自分から好きな話題を提案することができるのがフリートークの醍醐味といえます。

レッスン内容の自由度が高い分、フリートークは中・上級者向けと思われがちですが、初心者でもポイントを押さえれば効果的に英語力を伸ばすことが可能です。

オンライン英会話のフリートークで効果的に英語力を伸ばす３つの方法　

オンライン英会話のフリートークレッスンでは、時間いっぱい使ってとにかく自分から会話をすることが英語力アップの近道になります。自分から話せる量を増やすために、ここでご紹介する３つの方法を押さえておきましょう。

①事前に話したいことを考えておく

「いざフリートークレッスンが始まったときに何を話したらいいかわからない」とならないように、あらかじめ話したいトピックをいくつか考えておくのがおすすめです。事前にトピックを複数決めておくことで、会話が途切れてしまったり終わってしまったりしても、その次の話題にスムーズに移ることができます。

フリートークは自分で話す内容を決められるので、話す練習をしておきたいトピックを選ぶといいでしょう。例えば、海外旅行にいく予定があるときは旅行先で使う日常会話や、取引先と英語でやり取りをするためのロールプレイをするのもおすすめです。

②よく使う英会話表現をインプットしておく

オンライン英会話のフリートークは、今まで学んできた英語をアウトプットする絶好の機会です。しかし、実際に会話の場面になってみると、知っている単語や文法なのに口から出てこない…という経験をしたことがある人もいるでしょう。そんな人は、あらかじめよく使う英会話表現をそのまま丸暗記してしまうのがおすすめです。

例えば、あいづちを表す「Sounds good.（いいですね）」「I see.（なるほど）」や、聞き返したいときに「Sorry?（すみません?）※すみませんが聞き取れなかったのでもう一度いいですか?のような意味で使います。語尾を上げて質問調で言うことが大切です」などは覚えておくといいでしょう。

また、英語がうまく出てこなくて困った時は、日本語でいう「ええと」や「あの…」にあたる「You know…」「How should I say?」などで会話の間をつなげばOKです。講師との会話が自然にできるようになると、自分の英語力に自信がついてフリートークが楽しくなるので、さらなる英語力アップにつながります。

③聞き取れなかったり話せなかったことは復習して次回に活かす

フリートーク中に聞き取れなかった単語やうまく話せなかった内容があったら、レッスン後すぐにメモを取っておきましょう。レッスンを手元のスマホなどで録音しておくことで、聞き返して思い出すこともできます。また、音声の文字起こしツールを活用できるオンライン英会話であれば、ぜひ積極的にツールを活用してください。

英語は復習すればするほど記憶に残るので、メモに取っておいた内容はレッスンのたびに見直すのがおすすめです。そのために、紙でもデジタルツールでも構いませんので、定期的に確認できるレッスンのノートをつくるようにしましょう。

可能であれば次回のレッスン時に再チャレンジすると、さらに定着して英語表現の引き出しがどんどん増えていきます。

オンライン英会話でフリートークをするメリット

生きた英語力が鍛えられる

オンライン英会話のフリートークは臨機応変な英語力が求められるため、自然な英会話をするいい練習になります。日本語で会話をするときも、相手の言葉に対して即座に反応する必要があるのと同じように、英語でも会話のキャッチボールを続けることが大切です。頭の中で日本語を介さずに英語を発話するという瞬発力が鍛えられるので、フリートークをすればするほど生きた英語力を身につけられます。

英語を発話する瞬発力は、次の３つのプロセスを即座に行う力のことを指します。

話す内容を考える（概念化する力）
内容を英文にする（文章化する力）
英語の音として発する（音声化する力）

頭の中で瞬時に英文を構築して口に出す「即応性」を鍛えることで、英語を話す瞬発力、自然な英会話をする力が養われるのです。最初は、話す内容が出てこない（概念化ができない）、すぐに英文を作ることが難しい（文章化ができない）と感じると思いますが、これらの力は鍛えないと育ちません。いくら単語を暗記しても、文法を理解しても、概念化や文章化を即座に行う練習ではないため、英語を話す瞬発力は鍛えられないのです。一方で、フリートークレッスンでは、これらを総合的に鍛えられるというメリットがあります。

アウトプットの練習になる

英語はコミュニケーションのツールなので、アウトプットすることが必要です。アウトプットをするためにはどれだけインプットができているかが重要になりますが、オンライン英会話のフリートークはインプットの成果を確認できるいい機会になります。学んだ会話表現や文法事項を、会話に使用してみることで、正しく理解できているかの確認になりますし、学んだ内容を頭に定着させることができるのです。

また、英語を話せるようになるには、車の運転のように何度も練習して慣れることも大切です。車の教習所でたくさん運転の練習をするのと同じように、学んだ知識を使えるスキルに昇華するためには、実践的な練習を繰り返す必要があります。アウトプットを繰り返すことで、英語がスラスラと口から出てくるようになります。

自分の英語レベルをチェックできる

TOEICスピーキングテストなどで話す英語力をスコアで測ることもできますが、オンライン英会話のフリートークであればレッスンのたびに自分の英語レベルを確認できます。どのくらい瞬発的に話せたか、伝わる発音で言えたか、伝わるように正しい英文で話せたか、何が詳しく言えて、何が言えなかったのか、など。相手の反応を見ることで自分の英語力を把握することができるのです。

英語力を伸ばすためには自分の英語レベルを客観的にチェックし、苦手なところをしっかり把握することが大切です。そして苦手なところ（例えば発音や文法など）を重点的に復習することで、総合的な英語力アップにつながります。

自分の英語レベルをチェックするために、100点満点のスコアで自己評価してみましょう。フリートークのレッスンを初めて受けた日を0点として、そこからレッスンのたびに「今日のレッスンは何点だったか」を記録していきます。数値化すると客観的に自分の英語力をチェックできるのでおすすめです。

オンライン英会話のフリートークのデメリットは？

初心者には心理的ハードルが高く苦痛に感じることも

フリートークはリスニングとスピーキング両方のスキルが必要になるため、英語初心者は「何を言っているのか聞き取れない」「どう話したらいいかわからない」という状態になりやすく挫折してしまうことも。フリートークを苦手なままにしておくと、オンライン英会話そのものが苦痛になってしまう可能性があります。

　【対策】あらかじめ台本を準備しておく

オンライン英会話のフリートークが苦手な人は、事前にどんな流れで会話をするのかを台本に書いておきましょう。フリートークレッスン中は台本に沿って会話をすることで、「まったく話せなかった」という失敗がなくなります。慣れてきたら台本の内容を頭に入れて全体の流れをイメージしてから、フリートークレッスンに臨むようにしてみましょう。

会話が続かず講師がほとんど話している

フリートークで会話が続かない原因はリスニング力やスピーキング力だけでなく、自分の興味がない話題や知らない内容についての会話になっていることも考えられます。自分が知らないトピックだと、その内容に関する単語もわからないというケースが多いです。会話が続かないと講師が一方的に話すことになってしまうので、せっかくのアウトプットの機会がなくなってしまいます。

　【対策】自分が主体的に話せる話題を提案する

フリートークは自分でトピックを決められるので、自分が好きなことや得意な話題を講師に提案してみましょう。例えば趣味や今ハマっていること、行ってみたい場所についてなど、自分が主体的に話せるトピックがおすすめです。そうすることで講師も自分についての理解を深めてくれるので、良い関係が築けるメリットもあります。

間違った表現などをそのままにしがち

フリートークレッスンは会話が流れていくため、講師が間違った表現をその都度訂正することは少ないです。英語スピーカーは多少の文法や単語の間違いがあっても、前後の文脈から「どんなことを伝えたいのか」を推測することができるからです。自然な流暢さよりも正しい英語表現を身につけたい場合、フリートークは間違いを訂正しにくいレッスンと言えます。

　【対策】講師にその場でフィードバックしてもらう

もしフリートーク中の間違いを直して欲しい場合は、レッスンが始まる前にその旨を講師に伝えましょう。そのときに「間違えた文法を直してほしい」や「正しい発音を教えてほしい」などの具体的な要望を伝えるのがおすすめです。講師にその場でフィードバックをしてもらうことで、自分が苦手なところを再確認することができます。

オンライン英会話のフリートークのおすすめ活用法

オンライン英会話のフリートークレッスンは、ただ日常会話の練習をするだけの場所ではありません。自分が強化したいと思っている英会話シーンに特化するという活用法もおすすめです。

スピーキング試験対策

オンライン英会話のフリートークでは、英検の二次試験やIELTSなどのスピーキング試験の練習にもぴったりです。英検の二次試験は級によって内容が違いますが、あるトピックについてのスピーチや質疑応答などを準備しておき、講師に出題してもらうといいでしょう。各試験の過去問題や模擬試験問題集を参照しながら、試験の準備を行ってください。また、IELTSのスピーキング試験もスピーチやディスカッションがあるので、フリートークで本番さながらの会話スピードに慣れておきましょう。

スピーキング試験では質問に正しく答えられているか、沈黙したり日本語で話したりしていないか、聞き取りやすい声で回答できているかなどが見られます。講師に上記の点をチェックしてもらい、都度フィードバックをしてもらうのがおすすめです。

発音の矯正

日本語と英語は母音・子音の数やアクセント、音声変化のルール舌の使い方などが異なるため、日本人にとって発音はもっとも難しい英語の要素といえます。英語の音を出すためには、英語の口の形、舌の使い方、喉の使い方を身につけ、かつ、アクセントやイントネーション、単語と単語がくっついて音が変わるなどの音声変化を身につける必要があります。

オンライン英会話のフリートークで発音の矯正をしてもらうことで、よりネイティブスピーカーに近い自然な英語を習得することができます。発音の矯正には講師にお手本発声をしてもらい、聞いた通りの「音」を繰り返すのが効果的です。講師の口や唇、舌の動きをよく見ることも大切なので、わざとゆっくり発音してもらうといいでしょう。

発音に自信がなくて英会話に苦手意識があるケースも多いので、発音を徹底的に指導してもらうとフリートークも楽しめるようになります。

面接の練習

外資系企業などに就職・転職を考えている人は、オンライン英会話のフリートークで面接の練習をするのもおすすめです。

英語面接ではビジネスレベルの英語が求められるので、フリートークを活用して英語で自己PRする経験を積んでみましょう。カジュアルな日常会話とは違う単語や表現を使うことで、フォーマルでスマートな印象を与えられることも多々あります。正しく流ちょうに伝える練習はもちろんのこと、ビジネスに相応しい話し方も練習することができます。

話す内容を丸暗記するのではなく、話したいポイントだけを箇条書きにしてメモにまとめておくのがおすすめです。オンライン英会話で何度も練習することで、いろいろな言い回しができるようになります。模擬面接の練習をしたら講師にフィードバックしてもらい、本番に活かせるようにメモを取っておくのも大切です。