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オンライン英会話でスピーキングが上達するか不安です…
継続的に取り組んでいるけれどイマイチ成果を感じられません
こうした悩みが心のブレーキとなり、英語学習に全力を出し切れなくなってしまうのは良くある話です。せっかく始めた英語学習も途中でやめてしまってはもったいないのではないでしょうか?そこで今回は、オンライン英会話で陥りがちな失敗する理由と上達のコツを紹介していきます。
ぜひ、自信をもって今後の英会話学習を進めていってください!
英会話カウンセラー
Taka
大学では英語教育学を専攻。卒業後は英会話カウンセラーとして、これまでに1,000人以上の方に英会話学習のサポートを行っている。ひとりひとりの学習に寄り添い、英語を楽しく話せるようになってもらうこと、海外との新しい出会いを楽しんでもらうことを大切にしている。
オンライン英会話で上達しない理由6選
①フリートーク系のレッスンを中心に受講している
フリートーク系のレッスンを中心に受講している場合は英語力が上達しにくい可能性があります。英語の基礎力がない状態でフリートークをされている方は、ご自身に当てはまることがないかを確認してみてください。
フリートーク系のレッスンは、レッスンの基本的な流れが自己紹介→近況→雑談で固定されて、レッスン中に使う単語や表現が決まり切ったものになってしまうことがあります。そうなると、新しい表現や語彙がに出会う機会が限られてしまいます。
例えば、あなたの趣味がヨガだとします。その場合、どの講師があなたに「週末に何をしていましたか?」と質問したとしても、あなたは趣味のヨガについての話をするしかありません。結果、ヨガについての英語は学べたとしても、その他の日常生活については話せるようになりません。
一見すると「雑談」では多様な表現を使う必要があり、英語力が向上するように感じられるかもしれません。しかし、多様な雑談を楽しめて、フリートークで英語力が上達するのは、すでにある程度英語力が身についている人である場合が多いでしょう。
初心者の方が「英語力が上達しない」と悩んでいるのであれば、「雑談」で英語力の幅を広げて会話力を向上させることは難しいです。
このように、実はフリートーク系のレッスンでは英語が上達しないケースがあるので注意が必要です。
②中学レベルの基本的な知識がない
「英会話」において応用が利きスムーズに英会話が上達していく人は英語の基本的な知識が定着しています。そのため、自分の英会話に伸び悩みを感じているのであれば、英会話のための勉強だけではなく基本的な中学英語の知識が足りていない可能性が考えられます。家も土台の上に建てていくように、英語力も「基礎」があってこそ築き上げていくことができます。
もしあなたが、関係代名詞、不定詞、動名詞といった中学英語についてよく分からない場合は、中学英語の復習をオススメします。しかし、中学3年間分の内容だからと言って身構える必要もありません。中学英語を2週間から1ヶ月程度で勉強できるように要点だけをまとめてくれている市販の参考書があります。とてもわかりやすいので、ゼロからのスタートでも安心して取り組むことができます。
焦らずじっくり中学英語からやり直していくことも選択肢のひとつです。
③予習&復習をしていない
知識はかけた時間ではなく、繰り返した回数に比例して定着します。英単語も5分かけて10回書くよりも、1分の間に20回見ることを3セットやったほうが良く暗記できます。
実際、エビングハウスの忘却曲線によると、20分後には学んだ内容の42%を、1時間後には56%を1日後には74%を忘れると証明されています。
予習→レッスン→復習のサイクルを確立しましょう。
短期間で同じ内容に3回触れることで知識がしっかりと定着し、英語力が上達していきます。
④日常的に英語を聴く習慣がない
日本人は英会話に触れる機会が少ないことも英語力が上達しない原因のひとつです。何事でもそうですが、やってみてこそ上達します。スポーツのように、週に1回だけ練習する人と毎日練習する人では実力に差が生まれるのは当然なことです。
スポーツと同じく、英会話もレッスンで週に1~2回だけ英語を聴く人と毎日英語を聴く人ではリスニング力やスピーキング力に大きな差が生じてしまいます。例えば、普段、ドラマや映画を見るときに音声は英語で字幕は日本語にする。このような少しの工夫で日常的に英語を聴く習慣を作り出すことができます。
⑤新しい単語や表現をインプットしていない
そもそも知らない単語や表現を使うことは不可能です。日本語で会話をするとしても知らない単語や言葉を使うことはないはずです。英語でも単語や表現を知っている分、豊かなスピーキングができるようになります。
また、英語は慣れ親しんでいる日本語と違います。一度聞いて「どのように発音するのか?」を知っているものはグッと聞き取りやすくなるため、リスニング力にも大きく関わってきます。市販の単語帳を利用して少しずつ単語や表現の暗記を進めていきましょう。
ポイントは、音声を使いながらスペル・発音・意味の3つに注目して取り組むことです。
⑥レッスン中にミスを恐れて積極的に発言できない
【積極的に話す→失敗に気づく→修正する】
英会話はトライ&エラーの繰り返しによって上達していきます。しかし、日本人によく見られる傾向のひとつは発音・アクセントのミスや些細なニュアンスを捉え損ねた表現を恐れて発言できないことです。逆に、海外の人は「ワタシ ニホンゴ デキマス!スシ テンプラ トンカツ! ジョウズデショウ!」といった心持ちの方も多いです。
最初は誰だってできなくて当然です。
正しさよりも、勇気をもって積極的な発言に挑戦していきましょう。
- 「英語を発する」
- 「コミュニケーションを取ろうとする」
- 「アウトプットしようとする」
むしろ、どんどん発言して間違えるほうが習得は早いです!
オンライン英会話で英語力を伸ばす!上達のコツ6選
①予習をする
レッスンを効果的に活用するためには予習がとても重要です。予習をする意味は大きく見ると2つです。
- レッスンで使う単語や表現を準備できる
- 自分がイマイチわからない部分を明確にできる
知識は使ってみてこそ定着します。予め単語や表現を勉強しておくことで、レッスンで実際にスムーズにアウトプットし講師から適切なフィードバックを得ることができます。
また、予習に取り組むことによって自分がよく理解できていない部分が明確になります。「レッスンで予習ではわからなかったところをしっかり理解しよう!」とレッスン自体の目的がはっきりし、効率的に英会話が上達していきます。
②復習をする
学んだ知識をムダなく定着させ、効率的に英語力を上達させるには復習が不可欠です。効果的な復習としてオススメなのは次の2つです。
- 知らなかった語彙や表現の暗記
- レッスンでの英語を自分でも声に出してみる
スムーズなスピーキングとリスニングのために大切なことは豊富なボキャブラリーです。自分自身が知らなかったことについては貪欲に学習を進めていきましょう。
また、案外見落とされがちなことが「すでに知っている英語を自分で声に出す」ことです。レッスンで扱ったテキストは、内容を十分に理解できているはずです。しっかり理解した英文を繰り返し音読することで英語力が上達します。
英文の音声もあれば「シャドーイング」という音読方法をオススメします。スピーキング力、リスニング力、速読力の3つの力を同時に培うことができるとても効率的な学習方法です。
③レッスン中にメモする
復習をしやすくするために、レッスン中のメモを有効活用しましょう。レッスンの内容でメモをオススメするのは次の3つです。
- 自分が知らなかった単語や表現
- 言いたかったけれどうまく表現できなかったこと
- 予習のフィードバック
「次に同じシチュエーションになったときに、きちんと乗り切ることができる」
この目標のために必要なことを考えると、どのようなことをメモすべきか見えてきやすいはずです。ただ漠然と「メモしよう!」とだけ考えているとイマイチペンが動きにくいと思うので、参考にしつつ、効率的に英語学習を進めてもらえたらと思います。
④レッスンを「開いた質問」を中心に構成してもらう
「開いた質問」とは、「はい」「いいえ」では回答できず、5W1Hを交えながら回答する質問のことです。「開いた質問」に回答する経験を積んでいくことで英語力が上達して、英会話を自然に楽しめるようになります。逆に「閉じた質問」とは、「あなたはバナナを好きですか?」や「遊園地に行ったことがありますか?」など、「はい」「いいえ」のみで回答できる質問のことを指します。
「開いた質問」の具体例には、「週末はどのように過ごしていましたか?」などがあります。週末の過ごし方を質問された場合は、文章で回答する必要があります。
Over the weekend, I watched a popular movie with my friends in Shinjuku. Afterwards, we went to try the new items at a café and had a great time. The movie was even better than its reputation, so I recommend watching it.
「週末は友人と新宿で話題の映画を見ました。その後、カフェの新作を食べに行って楽しい時間を過ごしました。映画は評判以上におもしろかったので一度見ることをオススメします」
もし、受講しているレッスンが「閉じた質問」を中心に構成されているのであれば、積極的に「開いた質問」をもらうようにしましょう。
「開いた質問」には相手に豊かな表現で感想や詳細を伝えることが理想的です。
⑤自分のレベルに合ったレッスンを受講する
レッスンの内容は簡単すぎても難しすぎても英語力が上達しません。簡単すぎれば学びになることがなく、難しすぎればついていくことができず吸収できないからです。ほんの少しだけ背伸びすればついていけるレベルがベストです。
もちろん自分のレベルに合ったレッスンをピンポイントで見抜いて受講できれば一番良いです。しかし、自信をもって自分のレベルを正確に判断することは難しいと思います。自分のレベルがよくわからない場合は少し簡単に感じるレベルから始めてステップアップしていきましょう。
簡単に感じることをやるのは遠回りに感じるかもしれませんが、いきなり難しいレベルに挑戦して四苦八苦するよりもずっと近道で確実に英語力が上達します。
また、初心者向けのサポートをしているオンライン英会話サービスでは、学習プランの相談やレッスン以外のフォローアップをしてくれるサービスもあります。学習サイクルを固めるまでは、サポートサービスを活用するのもひとつの方法です。
⑥継続のための工夫をする
英会話の上達で重要なことは「積み重ね」です。ボキャブラリーや文法の暗記や積極的なアウトプットを継続していくことで、少しずつ英会話がスムーズになります。継続のための工夫は2つあります。
1.英語を勉強する目標を持つ
英語が向上しない最大の原因の一つは「モチベーションを維持できないこと」です。モチベーションを維持できなければ英語学習の継続も難しいと思います。モチベーションを保つオススメの方法は「目標を持つこと」です。
目標は人それぞれなので何でも大丈夫です。
- 英語が話せるとカッコいいから
- 言語の心配なく海外旅行を存分に楽しみたいから
- 洋画を英語で楽しめるようになりたいから
など、大それた目標である必要はありません。
ただひとつ注意してほしいことは「自分に正直に」目標を設定することです。自分が心から望む目標でなければ、結局最後までかんばり切ることができないので意味がありません。
2.生活の中にレッスンを取り入れる
継続のための2つ目の工夫は生活の中にレッスンを取り入れることです。1日のスケジュールの中で、「ここなら体力的にも気持ち的にも時間的にも確実にレッスンを受講できる」というタイミングを上手に使いましょう。食べずに痩せようとするダイエットを継続できなかったり、ある程度やり切っても結局リバウンドしてしまうのは「無理をしているから」です。
英会話も無理せず自然に継続していくことによって確実に上達していくことができます。進歩は爆発的なものではなくとも長期的に見た時に成功しやすいのは間違いありません。
「生活の中にレッスンを組み込んで習慣化する」
ぜひ挑戦してみてください。
まとめ
今回の記事ではオンラインで英会話が上達しない理由と上達させるためのコツをそれぞれ6個ずつ紹介してきました。
上達しない理由6選
- フリートーク系のレッスンを中心に受講している
- 中学レベルの基本的な知識がない
- 予習&復習をしていない
- 日常的に英語を聴く習慣がない
- 新しい単語や表現をインプットしていない
- レッスン中にミスを恐れて積極的に発言できない
上達のコツ6選
- 予習をする
- 復習をする
- レッスン中にメモする
- レッスンを「開いた質問」を中心に構成してもらう
- 自分のレベルに合ったレッスンを受講する
- 継続のための工夫をする
英語力を上達させていくうえで特に重要なことは大きく見ると「継続」と「レッスン内容の吸収」です。
迷ったときには「継続」と「レッスン内容の吸収」に焦点を当てて英語学習を工夫してみてください!